ビジネスマンが知っておきたい課題発見力

ビジネスマンが知っておきたい課題発見力

ビジネスマンとして、もっておきたい能力の1つには「課題発見力」というものがあります。

これは情報を活用する以前の、今現在ある課題をいかにして見つけていくかという能力です。

実は仕事というものは、常にこの課題をみつけ、改善、解決していくことを求められています。特に昇進して管理職になればなるほど、ビジネスの上での課題発見、現状分析、改善の3つの能力が必要になります。

この能力なくしては、ただ漠然と情報を収集だけにとどまってしまいます。

ビジネスパーソンとして、できる人材になるのであれば、課題解決についての発見、見つけたも知っておいて損はありません。

ビジネスで課題をどう見つけていくか

課題の見つけ方とは、まず課題とはなんであるかを理解しましょう。

簡単に説明すると、課題は「あるべき姿」と「現実」のギャップのことをいいます。このギャップを埋めていくことが課題を解決することにつながります。

まずはあるべき姿と、現実のギャップを見つけることに意識を向けていきましょう。このギャップをみつけることで「課題発見力」を鍛える事ができます。

課題の見つけ方の例

例えば、営業の仕事をしているAさんの課題の見つけ方を紹介します。Aさんは営業課長で、業績目標について悩んでいました。

課題を見つけ出して、解決策を提案するように部長から命令されてしまったとき、Aさんはどうすればよいのでしょうか?

まずは、会社としてAさんの部署に望まれていることと、現状の2つの観点から分析を行います。

会社が望んでいること

  1. 下半期の売上を前年度より135%向上させる
  2. 人件費を10%削減させる
  3. 新規のサービスを展開させる

現状の分析

  1. 人件費は削れていない
  2. 売上は85%しか達成していない
  3. 新サービスは、具体的な開発要件に達していない

課題とは、この現状と、望むことのギャップです。ギャップを見つけると自ずと課題も浮き彫りになります。

ただし、ギャップの影に本質的な課題が隠れている場合もあります。

例えば「新サービスは具体的な開発要件に達していない」という課題に対して、仮説として「プロジェクトをまとめる人材がいないから」なのか「開発する費用がないから」では課題が変わってきます。

単純にギャップをのままが「課題」であるわけではないので注意しましょう。
この場合、分析した結果Aさんの課題は以下となりました。

  1. 人件費を削れていない  
  2. 売上が伸び悩んでいる
  3. 新サービスのプロジェクトを取りまとめる人間がいない

このように3つの課題が浮かび上がることで、続いて課題に向けてどのような解決方法があるかの議論にステージを移すことができるようになるのです。

つまり課題発見力を高めるためには、現状分析の能力も必要となります。

課題発見の後に仮説を立てる

課題を見つけたら、解決のために仮説を立てましょう。

人件費を削れていない仮説

業務の効率化ができていないため、残業が多いのではないか?

売上が伸び悩んでいる仮説

  1. チームのモチベーションが低下しているのではないか?
  2. 製品説明のための営業知識が不足しているのではないか?

新サービスのプロジェクトを取りまとめる人間がいない仮説

  1. プロジェクトをまとめる能力のある人材をオファーできていないのではないか?
  2. 現在の担当者には荷が重かったのではないか?

このようにみつけた課題に対して、仮説を立てて検証をしていくというプロセスを通すことで、望んでいることとのギャップにたいして、具体的にどのように次のアクションを取ればよいのかがわかります。
問題発見力、問題解決力はこの流れに当てはめて物事を考えることで、大きく向上していきます。

ビジネスで上の立場の人材になるためには、問題解決のための能力もアップさせていきましょう!