ビジネスマンが知っておきたい課題解決力

ビジネスマンが知っておきたい課題解決力

何か問題と出会ったとき、問題解決のメソッドを知っている人と知らない人では大きな差がでてきます。

特に部下をマネジメントするような立場を目指したい方は、若いころから問題をどう処理するかについて経験を積んだほうがよいでしょう。

問題解決能力のない人材が、会社で昇進していくことはまず難しいからです。

問題が発生した時時何から着手する?

前の記事でもご紹介しましたが、問題というのは現実と理想との間に生じるギャップです。

この理想と現実のギャップを埋めることが問題解決となります。

問題解決にはメソッドがあり、そのメソッドを理解している事でどこから着手すればよいのか目途がつきます。

問題解決のためのメソッド

問題を簡潔な言語でまとめる

問題を言語化する際に、完結な言葉でまとめることから着手しましょう。例えば「人が足りない事が問題」「売り上げが達成できない問題」などの問題の本質を簡潔に言語化しましょう。

問題を分解・分析する

問題を次に分解・分析していきます。
方法は「理想と現実」「事実と解釈」の観点で分析します。

ステップ1.理想と現実に落とし込んで分析する

理想とは:望む状態や目標

現実とは:現在のあるがままの状態

問題「売り上げが達成しない問題」

理想→前年同月130%の売り上げにする。

現実→前年同月86%の未達。

ステップ2,事実と解釈の観点で分析する

事実とは:誰が見ても共通の認識として理解できる確かな内容
解釈とは:各自が感じた仮設、思ったこと

例問題「売り上げが達成しない問題」
事実:昨年は広告費をかけていたが今年はかけていない。   客単価が下がっている。解釈:ユーザーの興味のある商品を陳列していないせいでは?  広告費を削ったせいでは?

このように、問題に対して整理をしていきます。

整理をすることで、次のアクションが浮き彫りになります。

原因について洗い出す

続いて原因について洗い出します。この例の場合このような原因が考えられます。

  • 広告費をかけていない
  • 人気商品の在庫が少ない
  • 同業他社が自社より人気商品を安く売っている

などの原因がわかりました。

課題を洗い出す

つづいて、問題を解決するために、理想と現実を近づけるための「課題」を洗い出しましょう。

ここでは前年よりも130%売り上げを達成するという理想に対しての課題です。

  • 広告費を前年度よりもかけなくてはいけない
  • 人気商品の在庫を仕入れる必要がある
  • 他社よりも安い価格帯で値段調整をしなくてはいけない

課題の優先度を洗い出す

続いて課題に対して何から着手すべきか、優先度を洗い出します。

優先度は

「効果、コスト」の2軸で考えます。

  • 広告費を前年度よりもかけなくてはいけない (効果&コスト)
  • 人気商品の在庫を仕入れる必要がある(コスト)
  • 他者よりも安い価格帯で値段調整をしなくてはいけない(効果)

この場合最も最初に着手しやすいのが、今ある在庫を他社よりも安く販売するための価格調整です。

其の後、在庫を仕入れて、広告を打つ、という問題解決方針が決定しました。
このようなプロセスを踏むと問題解決のための案がスムーズに出てきます。
何か問題が生じた時、どのように解決していくのか分からないという方はぜひとも試してください。