
南陽市立結城豊太郎記念館
結城豊太郎記念館の前身である「臨雲文庫」は、昭和10年4月に創建されました。
結城翁がイギリスを視察された昭和の初頭、農村の人々が余暇を利用して、各地図書館で熱心に学んでいる姿に感銘して帰国され、郷里にもこのような施設が必要と考え、薩摩藩江戸御隠居屋敷の表門とともに、自己所有の書庫を現在地に移築し、同時に所蔵愛用品の全てを郷里に送って教育振興施設として、当時の町に寄贈したのが始りです。
その後、昭和42年4月南陽市発足とともに「結城記念館」と改称、翁の貴重膨大な遺品を分類整理、保存と一部展示して参りました。
このたびこれら多岐にわたる収蔵資料の計画的展示と完全保存の要を考え、防災性の高い新館建設の実現を目指し、結城翁とご縁のみなさまの絶大なご協賛のもとに平成7年4月20日竣工「南陽市立結城豊太郎記念館」として開館いたしました。
当記念館は、愛郷の仁人としての結城翁の数々の郷土への寄与、社会国家に対する偉大な貢献、愛用遺品展示と収蔵を中心に博物館としての機能発揮と生涯学習の拠点施設として、まず結城豊太郎翁の生涯を映像でご覧頂き、翁の人生と社会貢献・その心の世界展開を常設展、収蔵主要遺品を計画的に企画展として、さらに特別展も随時開催いたすことにしております。
そして、学問的科学的文化のみならず、人間にとって最も大切な心の文化、相互の触れ合いの文化についても考えてみたいと思います。
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